現在の乃木坂46人気メンバーといえば、白石麻衣、齋藤飛鳥ですよね。
そして卒業してしまいましたが、西野七瀬も男女共々から絶大な人気がありました。
しかし、齋藤飛鳥は初期のころはアンダーで選抜にすら選ばれないことも多かったですし、西野七瀬は2~3列目でした。(秋元真夏が4thシングルで復帰した際に3列目に後退し、以来秋元と口を利かなくなったエピソードは有名)
マツシン
また、最近は1期生の卒業が相次ぎ、結成当時のエピソードが再び注目される機会が増えているようです。
そこで、今回は 2012年12月19日発売の 4thシングル「制服のマネキン」の個別握手会 完売状況などを参考に初期の人気順を考察したいと思います。
目次
握手会完売状況を見る前に、「制服のマネキン」のフォーメーションを振り返りましょう。
前述のとおり、齋藤は選抜外、西野は3列目です。
フロントはかの有名な「生生星」です。では、やはり、フロントメンバーが人気だったのでしょうか?
握手会完売率だけが、人気の指標ではありませんが、ファンからの人気が最も顕著に現れるのは確かです。当時の握手会完売状況の記録がありますので、それをもとにランキング形式で発表していきます。
4thシングル「制服のマネキン」個別握手会 完売状況
最近は個別握手会参加はめっきりなくなってしまいましたが、(詳しくはこちらの記事で)
まいやんの完売に6次受付までかかっていることや、飛鳥ちゃんがフル参加でないことが現在からすれば考えられませんね(笑)
1位 白石麻衣
今も昔も大人気のまいやん。冠番組、乃木坂工事中にて
白石は乃木坂に入る前から”白石”だった。「汚してはいけない」みたいな
と言われるほど、まだ素人感の残る初期の乃木坂の中で、唯一芸能人オーラをはなっていました。
今も人気トップのまいやんが昔から人気だったという話は予想通りといったところでしょうか。
2位 松村沙友里
全シングル選抜入りを果たしているまっちゅんですが、 齋藤飛鳥 や、卒業した 西野七瀬 と比較すると何となく「2番手」の印象が強い人も多いのではないでしょうか?
実は、初期のころのまっちゅんは先ほどのメンバーを差し置いて 4th シングル個別握手会では白石と並ぶ早さで全会場完売するほどの人気がありました。
ではなぜ「2番手」に後退してしまったのでしょう?
西野七瀬 や 齋藤飛鳥 の台頭も要因の一つだとは思いますが、何より 2014年に集英社の雑誌編集者とのスキャンダルを撮られたことが大きいでしょう。さらに、相手が妻子持ちだったため事態がより深刻になってしまいました。
それからというもの、もともと人気メンバーだったため選抜落ちは免れましたが、2年近く3列目への後退を余儀なくされました。
個人的にですが、この事件がなければ、まいやんと並ぶ「乃木坂の顔」となるメンバーになっていたのではと思います。
現在はその強靭なメンタルで復活を果たし、「さゆりんご軍団」を結成し楽曲をもらうなど、乃木坂の中心メンバーとして人気を取り戻しています。
3位 橋本奈々未
2017年 2月 に卒業したななみん。現在も「永遠の推し」にしている人多いですね。
全てのシングルで福神に選ばれ、6th シングル以降のほとんどでフロントメンバーをつとめました。
センターこそ卒業シングルの一回しかありませんでしたが、(ななみんがセンターになったら卒業するという都市伝説は当たることに・・・)初期のころから卒業まで トップクラスの人気を誇っていました。
4位 西野七瀬
握手会売り上げは、当時3列目にしては大健闘でしょう。ここから2年後の 8thシングル「気づいたら片思い」ではセンターに抜擢されることになります。
しかし、1位~3位に挙げた 白石 松村 橋本 との差は大きく完売部がひとつもない会場もありました。
ここまでランキングに挙げてきたメンバーのなかで最も現在との雰囲気のギャップが大きいのではないかと思います。その成長過程を見て推しにした人も多いのではないでしょうか?。
5位 生田絵梨花
ここでやっとフロントメンバーの登場です。
現在は特にミュージカルや、バランスで活躍の場を広げていますが、当時は変わり者キャラという感じでしたね(笑)。(IHで直接卵焼こうとするとか・・・)
当時はまだ14歳でしたので、初々しい感じです。ですが、天才の片鱗は当時からあったように感じます。
ランキング1位~3位に挙げた 白石 松村 橋本 は当時「御三家」と呼ばれ圧倒的な人気を誇り、他のメンバーと比較しても圧倒的な差がありました。現在はななみんの卒業もあり、この構図は崩壊してしまっているため、最近ファンになったという人は知らないかもしれませんね。
圧倒的人気を誇った「御三家」ですが、制服のマネキンを含め、1st~5thシングルのポジションは2列目です。そして、まいやんが初センターとなった 6thシングル 「ガールズルール」で初めて御三家がフロントに選ばれました。
なぜ運営は初期段階で、人気の3人をフロント起用しなかったのでしょうか?
ここはやはり、乃木坂のイメージ作りという意味が強いでしょう。
プロデューサーの秋元康先生は、「センターに選ばれなさそうな人をセンターに起用する」「田舎から上京してきた少女がグループのセンターで踊っている」というストーリー戦略をとることが多いです。AKB48 の前田敦子もこの戦略に当てはまりますよね。ですから、最初から芸能人オーラを持ち合わせていた まいやんより も素人感の強い 生駒 ちゃんを選ぶのが、初期のイメージ戦略に会っていたと考えられます。
まいやん
IH事件のとき、生田は16歳じゃなくて14歳。中3で誕生日来る前の事件なんで。2016年からのヲタだから古いことは知らないんだね。
ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。