乃木坂46の口パク疑惑が歌番組に出演するたびに絶えません。
口パクの真偽を議論したいところなのですが、結論から言うと、乃木坂46に口パク疑惑が上がるのは不可避です。そこで
- 乃木坂46のパフォーマンスは本当に口パクなのか
- 乃木坂46が口パク疑惑不可避な理由
- 乃木坂46の生歌パフォーマンスを見る方法
- マツシンが口パク疑惑について思うこと
について3年間 乃木坂46 のパフォーマンスをTVではもちろんのこと、生でライブも見てきたこのマツシンが解説したいと思います。
毎回毎回「口パク口パク」てうるさいから解説して行くぞ!! (`皿´)
目次
2018年のレコード大賞は乃木坂46が選ばれましたが、SNS 上を見ると 「DA PUNP が選ばれるべきだった」「口パクの乃木坂が選ばれるなんてありえない」との声が多数見受けられました。
えー。えー。口パクになぜ大賞なんだ…😦 ありえん…。
— ねこ (@chocoshacho) 2018年12月30日
レコード大賞のインフルエンサー見たけどさ、生演奏なのに歌は口パクなのね。乃木坂は毎回口パクなイメージ。
— わんだ (@k6_OORer) 2017年12月31日
こんな時ぐらい生歌披露したらどうなの🤔🤔🤔
歌番組の賞も口パク部門と生歌部門で分ければいいのにw
レコ大にとどまらず歌番組に出演するたびに乃木坂46に対する口パク批判は後を絶ちません。
「なんじゃそりゃ!!」って猛ツッコミを受けそうやな
結論から申し上げますと、乃木坂46のパフォーマンスにおいて「完璧な口パク」だったことはほとんどありません。
ライブでの歌詞間違いや、歌番組での若干の音程間違いから完全に口パクではないことが分かります。
ですが、完璧な生歌でもないのです。
詳細は関係者のみぞ知るところですが、おそらくCD音源と生歌をミックスして流しているものと思われます。
ファンの間ではこの方法を「被せ」と呼んでいます。
乃木坂46は以下の理由で生歌でパフォーマンスはほとんどしません。
- テレビ局側の機材の都合
- 楽曲数が多くすべての歌詞、メロディを覚えるのが困難
- ダンスナンバーは安定した声量を出すのが難しい
一つずつ解説していこうと思います。
テレビ局側の機材の都合
まず第一にテレビ局側に原因があります。テレビ放送では乃木坂46のような大所帯グループが完全な生歌披露がは機材の都合上大変難しいのです。
テレビ局側の都合じゃどうしようもないよなぁ(*_*)
その理由は収録に使用するワイヤレスマイクにあります。
ワイヤレスマイクは、使用するマイク1本ごとに電波やミキサーのチャンネルを割り振らなくてはなりません。そのため、TV局側が、通常マイク5~10台分程度の機材で足りるはずが、乃木坂46 のような大所帯グループが出演するとなるとマイクやミキサーの準備がかなり大変になってしまいます。
↑ミキサーてこういうやつ
そこで有力とされている説が
- MC担当のメンバー(特にキャプテンの秋元)
- 歌唱力が高いメンバー(特に 生田 高山 久保)
- ソロパートがあるメンバー
などにオンエアに入るマイクを渡し、その他のメンバーはダミーのマイクで済ましているという説です。
歌割によってはそのパート担当のメンバーが全員ダミーマイクという事態も起こりうるので、ライブよりCD音源が大きめにミックスされているようです。
橋本奈々未のラストステージとなった紅白歌合戦2016出演時の様子です。
センターを務め、ソロパートがある橋本は1本32万円以上のマイク。ダミーマイクの齋藤は1本8000円のマイクだった可能性が高いとのことです。
紅白歌合戦2016 出場時の様子
出展:ひーたむ機材ブログ
よーく見るとマイクの下の方の形が違うな
↓橋本が使用していたと思われるマイク(本体のみ 先端のカプセルは別売の模様)
↓齋藤が使用していたと思われるマイク。
もちろんこれ以外のマイクのことも多々あります。ですが、グループの中で数名違うマイクを持っているメンバーがいて、そのメンバーが
- MC担当のメンバー
- 歌唱力が高いメンバー
- ソロパートがあるメンバー
の条件に当てはまっていることが多いように思います。
紅白2016で披露された「サヨナラの意味」ではななみんのソロパートは確実に生歌やったぞ
このダミーマイク説はかなり信憑性が高いように感じます。
楽曲数が多く、すべての歌詞・メロディを覚えるのが困難
乃木坂46は普通年間3作のシングルをリリースし、各シングル6曲新曲を発表します。また、2年に一度ほどの割合でアルバムもリリースします。全曲同じメンバーが歌っているわけではありませんが、今までに200曲近くをリリースしています
これだけの楽曲数になれば、全曲の歌詞 メロディを完璧に覚えるのは至難の業です。
ダンスナンバーは安定した声量を出すのが難しい
2017年のレコード大賞や紅白歌合戦のパフォーマンスにおいて、SNS上では「レコード大賞の場でも口パクをするのか」といった声がありました。(厳密にはわずかに生歌も入っていたのですが、いつも以上にボリュームが小さかった)
そこで注目すべきが、この年のレコード大賞に選ばれた曲が17thシングル「インフルエンサー」だった点です。
1日で振り入れ&撮影を敢行した(スケジュール無茶振りやろ・・・)このMVの撮影時には踊れなさすぎて泣いてしまうメンバーもいたとか
この楽曲はダンスの難易度が 乃木坂46 至上最高難易度の楽曲です。三浦大知のようなその道のプロならともかく、華奢な体格の乃木坂ちゃんが全力で踊りながら安定して歌うのは難しい。と思われます。
テレビで自分達の楽曲を披露するときは「被せ」を使うので完全生歌披露はほとんどないことが分かったわけですが、ここで生歌パフォーマンスを見たい人の為に、いくつか方法を紹介したいと思います。
他のアーティストとのコラボorカバー
まずはこれです。そもそも他アーティストの楽曲となれば乃木坂46メンバーが歌っている音源が存在しないわけですから、ほぼ生歌になります。
レコード大賞2019ではキャンディーズの「年下の男の子」を元キャンディーズ 伊藤蘭 さんとのコラボで披露し、話題になりました。
元キャンディーズ伊藤蘭×乃木坂46「年下の男の子」コラボ話題に「眼福すぎる」「圧倒的に可愛い」<レコ大>#レコード大賞 #レコ大 @TBS_awards @nogizaka46
— モデルプレス (@modelpress) December 30, 2019
▼写真はこちらhttps://t.co/mRZ63l9zxs
今回はそこそこ大人数でのコラボとなっていましたが、普段カバー企画では歌唱力が高いメンバーを中心とした少人数ユニットのことも多いので、より乃木坂46メンバーの歌声に注目できます。
ライブでの歌唱ナンバー・ユニット曲・ソロ曲
やはりライブに尽きます(笑)
ライブではTVと違い、全メンバーのマイクの音が入ります。よって、ダンスの激しくない歌唱ナンバーではほぼ生歌に近いパフォーマンスが見れます。
7th Year Birthday Live Day2見に行ったけど、「何度目の青空か」のパフォーマンスはまーすごかったわ。
生ちゃん飛んできたし・・・(歌唱と関係ねぇ(*_*))
極めつけはソロ曲です。ソロ曲はほぼ歌唱全振りなので、当然披露するメンバーは全力で歌います。生歌派の人は一度ライブにお越しください。m(_ _)m
だがしかーーし!!6曲という圧倒的ソロ曲ホルダーの西野七瀬は卒業してしまったーーーー!!(T_T)(落ち着け)
ここからは完全な一個人の意見ですが・・・
乃木坂46のことを「口パクだーーー!!ヽ(`Д´#)ノ」と叩くのは的外れではないか?と思います。
ちょいと俺の意見にも付き合ってや
もちろん乃木ヲタならではの独断と偏見MAXやけどなw
乃木坂46は歌手ではなくアイドル
乃木坂46は歌手ではなく「アイドル」です。
そもそもアイドルとは
出典: goo国語辞書
- 偶像。
- 崇拝される人や物。
- あこがれの的。熱狂的なファンをもつ人。
と定義されています。ここに「歌を歌う」という定義は存在しません。歌っていなくても「アイドル」は成立するのです。
歌手やシンガソングライター、バンドのボーカルなど「歌手」と言われる人が口パクをしていれば、それは定義に反してしまうので問題となるでしょう。
しかし、乃木坂46は歌手ではないので、歌っていなかったとしても叩かれる筋合いはないのです。
よってそもそも歌手ではなく、アイドルである乃木坂46に対する口パク批判は少々的外れなのではないかと考えています。
- 乃木坂46は生歌でも口パクでもなく「被せ」と言う方法をとっている
- TV局側の事情などで完全生歌披露は難しい
- そもそも歌手ではない乃木坂46への口パク批判は的外れでは?
最後は持論も入りましたが、乃木坂のパフォーマンスや口パクの真相については真相をお伝えできたのではないかと思います。
最後は俺の持論に付き合ってくれてありがとうな
なんで歌わないのだろう?といつも思っていて気になってました。
ファンはそうかも知れないけど、視聴者は歌番組見ているので歌って当たり前と思っています。
被せだの口パクなどやはり不快。乃木坂以外のファンも見ているので叩かれても仕方がないです。
お気持ちはわかりますが納得できません。下手でも歌ってもらったほうが好感度が上がると思います。
メリットが少ないことはわかりましたが歌っていないのにアイドルと名乗るのはどうかと思います
本文見ろ
実際テレビの歌番組は大人数に適応した設備じゃなくて全員生歌は無理なんだろうね
番組で最後に出演者みんなで大合唱するやつとかみるとマイク持ってんの少ないし
サビとか本来20人以上で歌うところをマイク使える5,6人?で支えるのがキツイのもわかる
ただ担当するみんながマイク持ってるパートは被せなしでやってほしい
ソロとかコラボは流石に生歌だと感じるんだけどそこも口パクだと思ってる人は結構いるよね
ファンは顔面だけ見てるのかもしれないけど、歌番組の視聴者は歌聞きたくて見てる人が圧倒的に多いからねー。
てか楽曲数多いからって歌詞とメロディ覚えるの無理とか流石に舐めてんなって思う。
素人ならまだしも、プロとして人前に出る身ちゃうんかって感じ。
コンサートでもライブとつけずにダンスと書いて欲しい
アメリカはライブだったら独自のアドリブを入れることを好みます(私はオリジナルの方が好きですが)これは、ちゃんと生歌ですよってアピールするため
プロなんだから曲を覚えられないとか論外、EXILEみたいにいっその事口パクはマイク持たなくていいよ、被せだから?ってのも言い訳
乃木坂の歌っていつも同じ声に聞こえると思ってました。
楽曲数あるから完璧に覚えるの大変だし
テレビ局の負担考えると口パクの方が良いからか。
そもそもビジュアルと世界観を求めてるファンが多いから口パク批判は的外れなんですね。すごい理屈ですね。納得しました。
中学生のころ乃木坂の真似して歌いながら踊ったら「これ綺麗に歌えなくね?」って思ってたのでスッキリしました✨
知識がふえたので良かったです!!
アイドルの定義がこの方の言う通りだとしたらレコード大賞を決めた人たちや歌番組のプロデューサーがおかしいんだろうね。
それと被せだけどギターとかではライブでよくやっている技だけど歌で被せってある意味すごい技術です。ちなみに音楽番組のサンプルとってCDのボーカル周波数帯を取り除いてみたらほぼインストゥルメンタルになった。
素直に口パクで良いかと思います。